建築工事の設計及び監理
□建物配置計画・設計(共同住宅・商業施設・高齢者施設・動物園施設等)
□再生計画・設計、再開発計画・設計、建物再生・改修計画・設計、監理
□耐震診断調査・耐震補強設計、耐震構造設計(免震・制震)
□資産利活用・計画、事業化計画
当研究所は意匠と構造の両部門にプロフェッショナルな人材を配し、双方の視点から設計を行うことにより 他の設計事務所とは異なった総合的な設計提案を行っています。
意匠部門の実力は、共同住宅からショッピングセンターなどの商業施設、高齢者施設、動物園施設まで、 あらゆるユーザーからの建築設計の依頼を受け、その実績を認められています。 また、構造部門では、昨今の災害、特に地震に強い建築物の設計や確認が多く、 耐震診断調査から構造計算、耐震補強実施までトータルに監理監督が出来る会社として実力を発揮しています。 耐震診断、耐震改修実績は、既に300件を超えています。
創立以来、日本住宅公団から変遷してきたUR都市機構と共に歩んで、この実績とノウハウを蓄積してまいりました。
開発計画では、行政の上部概念を取り入れながら地域の社会構造や課題を踏まえてグランドデザインを描き、 様々な組織のプロポーザルに参加しています。
国、地域の課題となっている社会問題、少子高齢化、核家族、コミュニケーションと個々人の尊重、環境問題、防災、そしてコストパフォーマンスを 念頭に置き、具体的に図面と建物に表現してユーザー皆さまの「夢」を叶え、「資産の保全と価値向上」を図ることが当研究所の役割と思っております。 そのためにユーザー皆さまの声を真摯に受け止めて、真面目に仕事に取組むことを約束致します。
具体的には業務実績をご参照下さい。
自動車博物館運営・イベント企画
「もの」を大切にする。埃まみれの古い車でもエンジンを整備し、掃除して磨くと見違えるようになります。そして次世代に受け継ぐ。 古い自動車の博物館を運営しています。また、自動車のイベント企画や販売も行っています。


館 名 | オールドカーセンタークダン「OLD CAR CENTER KUDAN」 |
場 所 | 福島県双葉郡楢葉町山田岡仲丸1番地45 |
お問い合わせ | TEL 0240(25)5766 |
開館日 | 土曜日・日曜日・祝祭日 10時~16時 ※2016年4月2日再オープン |
入場料 | 大人900円・子供600円 |
展示台数 | 約90台 |
イベント参加 | いわき21世紀ミーティング・日立科学展示会・広野町サマーフェスティバル |
その他 | 模型 戦艦・飛行機の展示 |
-世界初のCAR CENTERに-
最初に心惹かれたのは、茫然としたイラン平原を走るメルセデスベンツ600プルマンの姿だった。 地平線をバックに、どっしりと大きい肢体を伸ばし、男の中の男といった風格だった。 「いつか自分もこんな車を持ちたい。」 そう思ってから30数年。気がつけば60台を超す外車が、身の回りに集まっていた。 まだまだ走れる車もあれば、もう年老いて“走る”という本業から退いた車もある。 「好きで買ったんだが、自分のところでは埃まみれでね。君のところなら磨いてもらえるからな。」 と預けられた車もあれば、「持て余した。」と捨て子同然に置いていかれた車もある。 それぞれに20世紀を駆け抜けた同朋だ。とてもつぶせるものではない。 「いっそ車の養老院を作るか?」 この一言の冗談が現実になり、 茨城の(株)オートバーグの大山稔氏、世田谷の(株)ガレージミトの水戸照昌氏、 会社の工場の地元、福島県双葉郡楢葉町のご協力を得て、 平成9年9月にこのOLD CAR CENTER KUDANがオープンした。 館長夫妻のこまめな手入れのお陰でもあるが、一台一台が再び浴びたライトの下で、 顔をキラキラと輝かせてその歴史を語りかけている。 訪れた方々は、みな一様に、年代の重みと美しさに感激したとおっしゃる。 そして、その言葉に私も感激する。 もしもどなたかのガレージに、埃だらけになった歴史的に貴重な車が眠っていて、 当館に預けたいと思われるならご相談に応じよう。 脚光を浴びて生き返った車の顔は、持ち主の最高の喜びになるに違いない。 善意で預けられた車でつくるCAR CENTER、それこそ世界に一つしかない車の養老院だ。 日本の福島県双葉郡楢葉町に、みんなの頭と力を合わせ、世界で初めての 老いた車たちの憩いの場をつくろうではないか。
中岡 栄三